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障がい者の可能性をカタチに。ハンドメイドが広げる就労と自己表現の未来

目次

はじめに

ハンドメイド作品と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?アクセサリーや雑貨、布小物など、手作りのぬくもりと独自性が魅力の世界です。そして今、このハンドメイドの世界が、障がいを持つ方々の自己表現の場就労の選択肢として注目されています。

この記事では、障がい者支援の現場で行われているハンドメイド活動の実例や、就労継続支援B型事業所での取り組み、そして販売を通じて得られる喜びや社会参加の意義についてご紹介します。


ハンドメイドと障がい者支援が出会う理由

手先の作業が得意な方も多い

発達障がいや知的障がいのある方の中には、細かい作業が得意な方も多くいます。集中して取り組むことができるという特性は、ハンドメイドの制作にぴったりです。

自分のペースで働ける

ハンドメイド制作は、時間や体調に応じて取り組める柔軟性のある作業です。体調の波がある方や、他者との関わりが苦手な方でも、安心して作業が続けられます。

成果が「形」になる

制作物は「見える成果」です。自分が作った作品が商品となり、購入されることで自信や達成感を得ることができます。


実際の取り組み:就労継続支援B型でのハンドメイド

ONEGAME札幌清田の事例

札幌市清田区にある就労継続支援B型事業所「ONEGAME札幌清田」では、障がいを持つ方がハンドメイド作品を制作・販売する取り組みを行っています。

主な制作内容:

  • ビーズアクセサリー
  • 布小物(ポーチ、ティッシュケースなど)
  • フェルト雑貨
  • レジンやアロマストーン など

利用者さんの声:

「自分の作ったものが売れると、ものすごく嬉しいです。誰かの手元に届いたんだと思うと、自信が持てます」

支援者の声:

「作品づくりを通して、集中力が高まったり、コミュニケーションの幅が広がったりしています」


作品の販売について

ネット販売を活用

最近では、以下のようなオンラインプラットフォームでの販売が盛んです:

  • minne(ミンネ)
  • Creema(クリーマ)
  • BASE(ベイス)
  • メルカリShops など

これらを活用することで、全国のユーザーに作品を届けることが可能になります。写真撮影・商品登録・価格設定などは、支援者がサポートすることが多く、利用者さんと一緒に作品ページを作ることも学びになります。

イベント・バザーへの出展

地域のイベントやマルシェ、福祉バザーなどに出展して販売することもあります。直接お客様の声を聞ける機会は、障がいを持つ方にとって大きな励みになります。


ハンドメイドがもたらす5つの効果

  1. 達成感と自信の向上
     → 自分の作品が誰かに「選ばれる」ことで、自尊心が育まれます。
  2. 集中力・作業スキルの向上
     → 繰り返しの作業や工夫を通して、作業能力がアップします。
  3. 社会参加の実感
     → 販売活動を通じて、「社会の一員」としての意識が芽生えます。
  4. 感性・創造性の表現
     → カラーや形、デザインを自分で考えることで、表現力が養われます。
  5. 収入の一部としての役割
     → 作品が売れることで工賃収入にもつながり、やりがいが高まります。

ハンドメイド活動を始めるには?

支援を受けながら始められる場所

  • 就労継続支援B型事業所:福祉サービスの一環でハンドメイド活動を取り入れている事業所が全国にあります。
  • 地域の作業所や福祉センター:短時間からでも参加可能な施設があります。

必要なもの

  • ハサミ、ボンド、針と糸などの基本的な道具
  • 材料(ビーズ、布、レジンなど)
  • デザインや制作のアイデア

初期費用は事業所が負担することが多く、利用者は安心して取り組めます。


最後に

障がいがあるからといって、できることが限られているわけではありません。ハンドメイドという「手仕事」は、その人にしかできない表現や、唯一無二の価値を持った仕事になり得ます。

誰かの「好き」や「かわいい」が、誰かの人生の「喜び」や「自信」に変わる。
そんなハンドメイドの力を、これからも一人ひとりの支援につなげていきたいと思います。

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